私の妻は結婚する前から実家で猫を飼っています。
この猫さんは、近所の道路にあったゴミ箱の底に捨てられていた小さな猫さんでした。生きようとして、助けを求めて「ミー! ミー!」と鳴いていました。
状況を見かねた妻が救出しました。当時はまだ手のひらに乗るくらいの大きさだったそうです。
妻はこの猫さんを可愛がって、人見知りのこの猫さんは、妻と妻のお母さんからしか餌をもらいません。
私は妻とたまに遠出して散歩します。数百旦ある階段を登ったり、10キロ以上歩いたり。そういうことで妻がバテているのを見たことはないので、強い人だなと思っていました。ずっと以前からそうなのだと思っていました。
ところがあるとき、学生時代に仲のよかった友人たちと旅行にいくと、観光地の長い階段を上っているときに必ずバテたという話を聞きました。
そればかりが原因とは言えないでしょうが、猫さんがやってきたのは、大学を卒業して働き出した頃。
猫さんとのスキンシップを通じて、猫さんはひどい交通事故に遭って顎の大部分がなくなりましたが、元気に長生きしていますし、妻も強くなったのではないかと思います。
一般的にペットを飼うと、強くなる、自律神経が健康的に働くようになるとは言われています。
オキシトシンが分泌され、外界と肉体の境界の皮膚(あるいは「からだ」の立体的な輪郭)がはっきりするからなのでしょう。
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