プロフィール

かわかみ ひろひこ - トラウマ・セラピスト
ソマティック心理カウンセラー
かわかみ ひろひこ

■2003年に教え始め、2005年4月にソマティック・エデュケーターとして起業。有名な楽器店や大学で講座を行いつつ、個人セッションを中心に活動する。

■2007年から2008年にかけて、吉本武史先生より、臨床心理技法を学ぶ。

■10数年のサラリーマン時代に勤務先の倒産や再建に接する。それまで学んだ心身の健康をケアするメソッドによって、過酷な労働環境のなかで、精神的・肉体的健康を損なわずに生き延びる

■SETI認定ソマティック・エクスペリエンス・プラクティショナー
 ATI認定教師 

恩師 吉本武史先生のこと

日本における現代催眠の祖である故吉本武史先生にはじめてお会いしたのは、2006年の12月でした。

 

私は身体教育に関わっているのですが、生徒さんたちの中には病院で病名がつくほどに精神的な健康の度合いが低い方いらっしゃることもあり、クライアントさんや私自身が安全にワークを続けるために、心理的な技法もそれまでにいくつか学んでいました。

 

ところが残念なことに、それらの技法の多くは、体系や具体的な方法(人を操作するようなやり方)に個人的に疑問を感じることが多かったり、謳い文句と異なり、たいして効果がないどころか、非常に有害だったりということさえありました。

 

そんなときに、吉本先生の評判を聞いて、1月から始まるコースの説明を聞きに行ったのです。

 

吉本先生はとても気さくで、お会いしているとだんだん気持ちがよくなっていく、そんな方でした。その印象は初対面のときから最後まで変わることはありませんでした。

 

初めてお会いしたときには、本当にクライアントさんがご自分自身の足で歩いて行くことを助ける効果があるのかなどと、ずいぶん失礼なことをお聞きしましたが、先生は穏やかに私の素朴な疑問に答えてくださいました。

 

2007年からそれまでの鳴かず飛ばずの状態から、急に本業が忙しくなりましたが(楽器店の講座で講師を務めたのがきっかけでした)、健康を損なわずにいられたのは、週に1回の吉本先生のお講座に出ていたことが大きかったように思います。

 

2011年3月11日、忘れもしない大震災が始まりました。かなり前からもう1度吉本先生から学びたいと思っており、この機会にまた学ぼうと思いましたが、先生は震災の1ヶ月前に亡くなっていました。私がそれを知ったのは、4月1日の吉本武史先生を偲ぶ会においてでした。会の最後まで、先生がお顔を出されるのではないかと期待しておりましたが、そのようなことは起こりりませんでした。

 

被災地は私がお仕事で行っておりました地域も含まれていましたので、数回ボランティアにも出かけました。

 

そんななかで、私たちがトラウマティックな経験によって傷つくこと、ご苦労されて悲しい思いもされて生き残っても、あたかも人生を失うような状態になってしまうことに遭遇しました。

そしてお仕事でたまに出会うフォーカルジストニアの方たちに役立ちのではないかという

思いから、2012年8月にソマティック・エクスペリエンスのトレーニングの受講を開始しました。

2013年8月に、ソマティック・エクスペリエンスのトレーニング・スタッフとしていらした、精神科医の白戸あゆみ先生と再会しました。白戸先生は、吉本先生の講座でアシスタントを務められた方で、2008年の講座でお世話になりました。

その白戸先生から、お亡くなりになった吉本武史先生が、ソマティック・エクスペリエンスのトレーニングを受講する予定だったとお聞きして、驚きました。

 

そして2014年2月のトレーニングのときに、ラッセル先生がまるで吉本先生のようなセッションをされたことには驚きました。後日で伺ったところ、白戸先生も同じ意見で、そしてその日が吉本先生のご命日だったことを教えていただきました。

 

亡くなった人は、いなくなった訳ではなくて、私たちに話しかけてくださっているのだ思いました。

 

 

実は私自身は現代催眠のセッションをしたことはありません。

常々吉本先生は、円滑なコミュニケーションには、催眠が含まれているとおっしゃっていました。そういう意味では、吉本武史現代催眠を日々活用させていただいております、

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