プロフィール

かわかみ ひろひこ - トラウマ・セラピスト
ソマティック心理カウンセラー
かわかみ ひろひこ

■2003年に教え始め、2005年4月にソマティック・エデュケーターとして起業。有名な楽器店や大学で講座を行いつつ、個人セッションを中心に活動する。

■2007年から2008年にかけて、吉本武史先生より、臨床心理技法を学ぶ。

■10数年のサラリーマン時代に勤務先の倒産や再建に接する。それまで学んだ心身の健康をケアするメソッドによって、過酷な労働環境のなかで、精神的・肉体的健康を損なわずに生き延びる

■SETI認定ソマティック・エクスペリエンス・プラクティショナー
 ATI認定教師 

スピリチュアル系の方たちのレムリア、ムー、アトランティス

スピリチュアル系の方たちが、レムリアとかアトランティスとかおっしゃることがあるのですが、それについて書きます。

 

レムリア大陸という精神性が高い人たちが住んでいたというお話を好んでする方たちがいらっしゃます。実はレムリアとは、キツネザルの学名で、ウェゲナー大陸移動説が出る前に、キツネザルの分布から、動物学者たちが太平洋上に陸があったと言い始めたのです。ウェゲナーの学説が出た後、取り下げました。

 

ところが神智学のブラヴァツキーさんがその名称を借りて本に書いてしまいました。

 

そしてブラヴァツキーさんの本の内容が現在のスピ系に継承されています。

だから、レムリア大陸っていうのは、”キツネザル”大陸と言っているのと同じなのです。

 

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ムー大陸については、ナーカル碑文に書いてあると、自称イギリスの元将校チャーチワードが書いたのですが、彼はアメリカ人で、経歴詐称が判明しており、しかもナーカル碑文が実在すると言いつつ、彼と彼のインドの先生(著作に登場するが実在したのかは不明)以外は見ていません。

実は彼は旧大日本帝国陸軍特務機関と関りがあって、旧帝国の大陸進出と「八紘一宇」の精神の宣伝工作のために、でっちあげたのではないかという説が近年浮上しています。

世にも怪しい「竹内文献」というのがありまして、それを信奉する旧帝国軍人のサークルが存在していました。陸軍でも士官学校や陸軍大学校を卒業した人たちは相当な知識人だったはずなのですが。。。

チャーチワードの謂っている内容と竹内文献が一致していることを読んで、やはり太平洋に大陸はあったのだという方たちもいますが(右翼系オカルト)、そりゃあ、竹内文献の方が元ネタだから、当然。。。

 

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アトランティスについては、プラトンが10賢人のソロンがエジプトの神官から、かつてギリシアがアトランティスに戦争で勝ったというお話です。なのにあんたたちギリシア人はだれもそのことを知らないから、教えてあげるねと。

どんな国だったのかということも、ある程度書かれています。
ここまでは岩波文庫から出ている本にも書いてありますので、すぐにどなたでも確認できます。

ところが、ギリシア人が活動している時代とその年代に大きな齟齬があります。年代を12か月で割ると年代が合うという主張もあります。

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もっとも、”アカシックレコード”に何が書いてあるのか、私は知る由もありませんし、そういうものがないと断言するつもりもありません。

 

いずれにせよ、騙されないようにこういうことは押さえておかれたほうがよろしいかと存じます。

 

どうしても、スピリチュアル系のことをされたい方は、プロティノスを嚆矢(こうし)とする新プラトン主義や、テヘラン大や慶応大学の教授を務められた井筒俊彦先生の御著書を読まれるとよいでしょう。

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