自律神経系の交感神経や背側迷走神経を一気に活性化させ、その後に少し落ち着く状態になること。
例えば過去のつらい経験をしたことを思い出して、想像上でそのひどい経験を与えた人物を打ちのめしたりするときに起こる。
クライアントは快感を生じることが多いが、ビフォーよりもアフターの方が、自律神経系の交感神経や背側迷走神経が活性化することが多く、大抵の場合、クライアントの満足の度合いの高さとは裏腹に、状態がひどくなることが多い。
ソマティク・エクスペリエンシング・トラウマ・アプローチでは、カタルシスは危険なので避ける。
そのためにタイトレーションという技法を用いる。